2025.7.15
名古屋で中古マンション+リノベーションが人気なワケ
お役立ちコラム
今年3月に公示地価が公表されました。 名古屋市の住宅地では4年連続の上昇となりました。
そんな影響もあり新築マンションや新築戸建ての価格は、年々上昇しています。かつて「戸建王国」といわれていた愛知県も流れが変わってきています。
そんな現状とライフスタイルが多様化する中、「家は買うもの」だけではなく「自分に合わせてつくるもの」へとする考え方も増えています。その中で注目されているのが「中古マンション+リノベーション」という選択肢です。 そんな中古マンション+リノベーションが人気な理由を説明していきます。
新築に比べてコストが抑えれる
名古屋市周辺では近年、土地価格、建築コストの上昇により、新築マンション、新築戸建ての金額が5,000万円を超えることが珍しいことではなく平均となってきています。
新築住宅を土地から探すと、名古屋市中心部だと7,000万円~1億円近くかかることになります。
対して中古マンションは同エリアの新築マンションと比較し半額~3分の1の価格で手に入ることもあります。
~人気な昭和区御器所エリア~
新築マンション 72.88㎡/22.05坪 6,698万円 坪単価 303.76万円/坪 中古マンション(2007年築) 75.00㎡/22.69坪 3,580万円 坪単価 157.78万円/坪 築20年も経っていませんが2倍近い価格差があります!!
中古マンションは+リノベーション費用が加わることになりますが、スケルトンリノベーションをしたとしても70㎡で平均1,200万円~1,300万円です。 これを加えたとしても2,000万円近くの差が出てきます。
中古住宅はもちろん築年数が経っていることで、部屋が古く感じたりはしますがそれはリノベーションで新品以上に変わります!
建物の資産価値が下がりにくい
一般的に新築マンションは購入後、数年間は価格の下落が大きいと言われています。マンションは築20年程度で資産価値が安定してくることから、中古マンションは購入後に資産価値を維持しやすいことがわかります。
ただ資産価値が下がらなくなるとはいえ、物件による違いはあります。 そこで気を付けたいのが立地です。中古マンションを購入するときには、駅から、徒歩10分以内の駅近の物件を選ぶと、資産価値が下がりにくいです。もちろん路線や駅によっても変わってきます。 また立地以外にもマンションの管理状況、分譲会社等が影響されます。 不動産のプロに相談しながら物件を探していくことが大切です。
希望エリアで物件が見つかる
愛知県、特に名古屋市のような都市部ではほとんどのエリア(特に人気エリア)ではすでに建物が建っていることが多いです。その為いざ住宅を建てたいと思って土地を探したり、建売を探してもなかなか希望のエリアには物件がないことが多いかと思います。 しかし中古マンションでは特に1980年代から90年代にかけて開発された立地の良い分譲マンションが多く、中古市場に物件が出回ることも多々あります。 そのため希望エリアでも新築マンション、建売と比べて物件が見つけやすいです。
理想を取り入れやすい
ゼロから自分の理想に合わせた住まいづくり。 新築マンションや建売住宅にはできないマンションリノベーションの特徴の一つです。 どんなリノベーションをするかはお客様次第。予算に合わせてお客様の好きなところを比較的自由にリノベーションをすることができ唯一無二の住まいを誕生させます。
まとめ
様々な要因から中古マンション+リノベーションが人気なわけが分かっていただけたのではないでしょうか。 ぜひ皆様には住まいの選択肢の一つとして、マンションリノベーションを頭の片隅にでも入れといていただきたいなと思います。
re:tsumugiでは不動産スタッフと設計士が「資産性」と「リノベーションによる可能性」の二つの視点から物件探し、資金計画から設計、工事、アフターフォローまでワンストップでお客様に寄り添っていきます。