2026.3.26
昭和区のマンションリノベーション現場報告
現場紹介
こんにちは。設計の伊藤です。
今月初旬より、昭和区にて新たなマンションリノベーション工事がスタートしました。
今回のお客様がリノベーションを検討された一番のきっかけは、「結露」と「カビ」です。これは多くの方が悩まれている問題で、主な原因は窓や壁の断熱性能の不足にあります。ですが、実は見落とされがちなのが「暮らし方」です。
例えば、廊下や洗面脱衣室が寒いために、LDKの扉を開けたまま生活されているケースは少なくありません。しかし、室内で最も湿気が発生しやすいのはLDKです。料理中の蒸気だけでなく、人からも湿気は発生するので、室内の湿度は自然と高くなります。
その湿った空気が、冷えた廊下や玄関、北側の部屋へ流れ込むと、空気が冷やされて結露が発生しやすくなります。これが、カビの原因にもつながっていきます。

もちろん、「扉を閉めて生活しましょう」と言うのは簡単ですが、寒さの問題がある中では現実的に難しい場合も多いと思います。
だからこそ、フルリノベーションで間取りを見直し、冷たい空気を玄関付近にとどめるような工夫が重要になります。暮らし方に無理がなく、結露やカビを防げる住まいをつくることが大切です。
今回の計画でも、間取りの工夫によって「暮らし方」そのものを見直し、結露やカビに悩まされない快適な住まいを目指して工事を進めていきます。